42歳からの歯列矯正

2021年1月、42歳から歯列矯正を開始

抜歯をしました、まずは上2本

こんにちは、かずっかです。ご覧いただきありがとうございます。
このblogは歯や口腔内の写真が出てきますので苦手な方はご注意ください。

前回までのblogで書いた「矯正するぞ!〜初回相談」までは2020年のお話でした。
今回からは2021年に入ります。いよいよ治療開始です。
まず、抜歯の予約を1月8日にとりました。あ、このblogのタイトルは「42歳からの歯列矯正」となっていますが、私の誕生日は1月10日なので厳密に言うと「42歳の誕生日を2日後に控えた41歳からの歯列矯正」なのでした。でもキリよく42歳から〜としました。(誰も気にしないと思いますが一応)

初回相談(すべての検査込)後に受け取っていた診断書の抜歯についての項目はこう記されていました。

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(茶色のシミはコーヒーがはねましたすいません)
これを見ると、抜歯3本と判断できたので、3本一度にやってしまいたい!と思っていました。たまに、親知らず4本一気に抜いたとかいう話を耳にして、人それぞれだけど親知らずだっていけるんだからいけるっしょ、と気軽に考えていました。

病院に予約時間よりかなり早めに到着。この日はすぐに診察室に通されました。そして、前回の検査時に一部レントゲン撮影がうまくいってない箇所があったそうで再度撮影となりました。それと、口内、および壁際に立って真正面で笑った時、横顔等の写真撮影がありました。

抜歯を担当してくれるのは矯正専門ではなく一般歯科の先生です。私が通うことになった病院は一般歯科の先生が非常勤で勤務しているので同じ病院内で抜歯ができます。口腔外科の先生もいるので私は予定がないですが親知らずも可能のようです。歯列矯正のための抜歯は「便宜抜歯」と言って保険診療ではありません。なので抜歯にかかる料金も病院によってさまざまのようです。

先生に、抜歯を一度に全部終わらせたいことを伝えました。先生の経験上は別におすすめって感じではないけどやれます、というニュアンスでした。抜歯後に食事面などで大変なのは患者側、という話。それで、改めて私の抜歯は3本で間違いないか診断書を見せて確認しました。するとそこで先生が「一度確認します」と院長を呼び、院長登場、で私の歯を確認。歯を見つつ、初回相談の時もやられたけど顎を持って「力抜いてくださいね〜」って言われたあとグイグイッと揺さぶられたりしました。これで何がわかるんだろう?そして「こっちも抜いた方がいいね」ということで上の4番の歯をやっぱり両方とも抜きましょうということになりました。えーーー!抜歯4本に変更ーーーー!!!ってか確認して良かったーーー!!!ちなみに診断書はその後、訂正されたものをもらいました。

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4本か、、、。あれだけやる気満々だったのに「一気にやって大丈夫か?」と不安になりました。さらに先生に、下の左5番は斜めに生えているので、他の歯よりは痛みが出やすいかもしれないと言われ、なんだかどんどん不安になってきました。「食事がとりやすいように左側だけ、右側だけ、と分ける方や、上と下で分ける方もいらっしゃいます。『上を先に抜けば、上だけ先に器具をつけることもできます。』」と説明され、

「今日は上2本でお願いします!」

と心が決まりました。だってちょっとでも早く器具をつけたい!人によっては、抜歯と同日に器具をつける方もいらっしゃるそうですが、私は抜歯で仮に痛みが強く出た場合、器具装着の痛みと判別できないのが怖いというか嫌なので、器具装着は別日にしました。(もともとこの日は抜歯のみの予約だったので器具装着はできなかったけど)

抜歯については先生が、始める前も処置中も都度とても丁寧に説明をしてくれました。力をかけて揺さぶるのでそれに合わせて顔も動かすといつまでも抜けなくなっちゃいますからね〜と事前に言われ、自分もドーンと構えてがんばらなきゃいけないのか、と思いました。
抜歯の手順はこんな流れ。
・うがい(うがい薬入り)
・表面麻酔をしてちょっと時間を置く、いったんうがい(これ以降は普通の水だと思う)
・麻酔を打っていく
・最後に打つ麻酔はちょっとだけチクッと痛みがあるかもしれません、血管を収縮するお薬が入っていてちょっと心臓がバクバクいうかもしれないけどそういうものなので気にしないでください、と言われる(実際は、麻酔の痛みはまったくなかったけれど心臓はバクバクいってそのうち治まった)
・うがい(唇がぼわーんとしている)
・麻酔が効いているか確認
・抜いていきま〜すと言われて力を加えられる
ミシミシ!
メキメキ!
ゴリゴリ!
ミシミシ!
などの音がとても鮮明に聞こえ「こ、、、これが歯を抜く音!生涯でもう今回の4本でしか聞く機会ないかもだからしっかり聞いておかなきゃ!!!」と思い集中して聞く
・「はい、抜けました〜」と言われた瞬間、マジで何も感覚がなくて麻酔すごい、と思う
・2本目もミシミシメキメキゴリゴリミシミシに耳を済ませているうちに抜歯完了
・最後に軽くうがい

抜歯後は抜いた所に血がたまって血餅(けっぺい)というものができて、それがかさぶたの役割をはたすので、ぶくぶく強いうがいをしてかさぶたをはがさないように気をつけなければいけません。

もし血が止まらないとか不安があったら病院にご連絡くださいね〜と言われて終了。

3日分の抗生物質と、痛いときに飲む痛み止めと、歯ブラシが当てられない分をカバーするためにうがい薬を処方されて病院をあとにしました。

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麻酔はだいたい2〜3時間で切れると説明された通り、3時間後には唇の感覚が普通に戻ってきたのを確認できました。自分的にはぬるいお湯を飲んで温度を感じられて普通に飲めたらOKと思いました。

その後の食事は、うどん、おかゆなど攻撃性がないものを食べるようにしました。上の歯が2本なくなった、それだけで「あれ?どうやって食べればいいんだ?」とか「この歯に食べものを乗せたらいいのかな?」とか考えるようになりました。今までの食事がいかに無意識だったか、ってことです。

抜歯当日は麻酔が切れた頃と、寝る前に保険として1回ずつロキソニンを飲みました。
翌日は特に痛みはないなぁ?と思ったけど引き続き柔らかいものを食べました。
翌々日は誕生日だったのでケーキを食べました。痛みはないけど、とにかくウズウズかゆい!という感じでした。
その次の日はパスタを食べたけど麺の先が穴にちょこちょこ当たってヒィッて思いました。どこも痛くはない、ただただかゆい。ロキソニンてかゆみにも効くらしいから寝る前に飲んでみました。マシになった気がしました。

これは抜歯翌日の写真です。

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うがい薬は何を使ってもいいと言われたので、ずっと使っているリステリンも並行して使っています。これを使い始めてから口内炎ができなくなったのもあってお気に入りなのです。

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