42歳からの歯列矯正

2021年1月、42歳から歯列矯正を開始

病院決定!歯列矯正の目的を改めて考える

こんにちは、かずっかです。ご覧いただきありがとうございます。

前回のblogでは2020年の12月、2つの病院(B病院、C病院)での「初回相談(カウンセリング)」体験談を書きました。
2つめに行ったC病院に決定しようかな、と院長先生との会話が終わった時は思いつつも、やっぱりいったんは家に帰って考えることにしました。受付で診断書件料金等の記載が入った書類を受け取り、もし治療を開始する場合は署名欄に署名して次回提出をお願いします、と言われました。また、私は抜歯が必要なのでまず抜歯の予約を入れていただくことになります、と説明を受けました。

家に帰って診断書を見直しました。
診断名:Angle CL.II open bite
どういう意味か調べたところ、噛み合わせの分類のことらしく、理想的な噛み合わせ=I、上の第一大臼歯が前方にある→出っ歯だとII、その逆でいわゆる受け口の状態がIIIということらしいです。オープンバイト=開咬(かいこう)は、前歯が噛み合っていない状態のことのようです。アングルっていうのはカメラのアングル、とかそういう意味ではなくて、近代歯科矯正学の父と呼ばれるアングル先生が1899年に発表した不正咬合の分類を「アングルの分類」と言って、今も矯正治療の指針となっているらしいです。アングル先生すごーい。
骨格、上下の前歯の位置・傾斜、叢生、習癖(口呼吸、舌癖)、顎関節、個々の歯について(大きさ)、の項目で「問題あり」にチェックが入っていました。ちなみに口を開ける時にときどきカクッていうけど気をつければ大丈夫だよね〜と思って暮らしていましたが即バレました。

「噛み合わせが1ヶ所しか合っていない」と指摘されたことについて振り返り、改めてC病院のウェブサイトを確認しました。そこで「理想的な噛み合わせが実現されれば歯並びは自然と美しくなる」という記載に気付きました。それまで何度も目を通していた文章なのですがあまり自分ごととして考えていなかったのだと思います。私は今までずっと「汚い歯並びを綺麗にしたい」と考えていました。でも歯列矯正の目的は「噛み合わせを良くすること」そして結果的に歯並びが美しく整うことなのだとここにきて初めて気付きました。
そして、パッと見は歯並びが良くても実際は噛み合わせが悪いとか、歯並びが悪いから絶対に噛み合わせも悪いってことでもない、という記載をさまざまな病院のウェブサイトで読みました。意識して読めばこんなにたくさん目に入るのに、これまでいかに私が「見た目」しか意識していなかったのかわかりました。本当に気付けて良かったと思います。

また、C病院長名で検索をかけ、他サイトでのインタビュー記事を読んだりしました。2020年夏の記事で「もし先生が矯正するならどの器具を選ぶか」の問いに「ワイヤー矯正」と回答しているのも信頼できるなぁと感じました。矯正治療の歴史というのがあって、その業界で長年経験を積んだ先生が2020年の時点でもそれでもワイヤー矯正を第一候補にあげるってことは、それが私にとっても最新の最善なのではと思えました。私が希望する矯正治療は「確実で、最短」です。マウスピース矯正など他の治療法を否定するわけではないけど、どうしたって症例数やエビデンスの差がまだまだあると思います。どうしてもマウスピースがいいって人もいるだろうし、本当に人それぞれ、自分に合っていて納得できる治療法とそれが可能な病院選びが必要だなと思います。

C病院の懸念事項は「治療費が全体的にちょっとお高い」ということでした。そのうち総額を出す予定ですが、同じような装置を使って矯正治療をしている方でもっとぜんっぜん安いです、という方がいると思います。なのですが、充実した設備、立地、幅のある診療時間が魅力的でした。さらに言うと「治療技術、センス」への期待がありました。

よし、C病院に、決めた!(以後、C病院=病院と記載します)

一夜明け、病院に電話をし、抜歯予約をしました。そして抜歯は2021年1月に決定しました。いよいよ、治療開始です。

次回予告「メキッ!メキメキドキドキメキメキ抜歯」(仮)

 

Instagramもやっています。

https://www.instagram.com/qazucca/